小倉 良介

OGURA Ryosuke

非常勤講師

1975年生まれ。武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン 学科を卒業後、富士フイルム株式会社に入社。グッドデザイン賞やiF design award、red dot design award等国内外のデザイン賞を多数受賞。2000年から2007年までデジタルカメラのデザイン開発、2007年以降医療分野のデザイン開発に従事している。

デザインに対する理念として、医療分野においては、時代性や技術の変化を捉え、思考や機能、造形を糧に、新しい従来に無い価値を創出する事を最優先にしている。それにより、人の行動や心理が変わることをゴールに活動をしている。

デジタルカメラ「FINE PIX Z100」(2008年 発売)
コンパクトデジタルカメラタイプ全盛の時代、屈曲型レンズという新技術をデザインで体現する究極形を目指したデザインである。
CALNEO SMART (デジタルX線受像システム 2014年発売 red dot design awards 最高位best of best受賞)
現場でユーザー自信が気づいていない潜在的な不満、負担を抽出し、従来とは一新を画したデザインを実現した商品である。
CALNEO AQRO (デジタルX線移動型撮影システム 2016年発売)
不要な機能を削ぎ落とし、現場に必要な最も大切な価値を高めた院内ワークフローをかえることを目的にした商品である。
AMULET f (デジタルマンモグラフィー検査システム 2011年発売)
患者の心理面、特に女性視点での気づきを徹底的に洗い出し、その改善を図ると共に、新たな価値を盛り込んだ新しいマンモグラフィー装置のデザインである。